日曜日まで静岡市のツインメッセ静岡で静岡ホビーショーが開かれました。3年ぶりに一般公開がされ、週末はたくさんの来場者で賑わいました。ということで、今回はこの「プラモデル」に関するテーマです。「静岡市、プラモデルの生産が盛んなのはどうして?」

 3年ぶりに一般公開された静岡ホビーショーの会場にお邪魔してきました。今回は80社以上の会社が出展し、会場には新作のプラモデルなどがズラりと並びました。今回、教えてくれるのは、静岡市のプラモデルの担当者です。静岡市はどうしてプラモデルの生産が盛んなんですか?
<静岡市 産業振興課 プラモデル振興係 佐野正貴主査>「静岡市は自然が豊かだったので、木材を活用した木工産業というのが特に発展したと言われている。模型と言うと、一番初めの頃は、木でできた模型『木製模型』から始まっているので、静岡市でも職人の技術のを活かして、木製模型の産業が発展していく」
 模型といえば、プラスチックでできたものを想像するかもしれませんが、昔は木でつくられていたんです。豊かな自然に恵まれた静岡市は、戦前から木工産業が盛んだったこともあり、木でつくった模型の製造会社が次々と誕生していきました。ミニ四駆などで有名なタミヤも昔は船や車の木製模型をつくっていたんです。しかし、1950年代にプラモデルが外国から輸入され始めると、模型の主流が木からプラスチックになっていきます。
<静岡市 産業振興課 プラモデル振興係 佐野正貴主査>「とても精巧なつくりになっていて、木製模型では再現できないような細かいところまで再現されていた。その中で、ものづくり精神に溢れる静岡の模型メーカーは、情熱・知識・努力のすべてをかけて、プラモデル製造に挑戦し、(プラモデルメーカーへと)成長していった」
 木とプラスチックでは製造方法が全く違いますが、木製模型の会社は「いい模型をつくりたい」という情熱でプララモデルの会社に転身していった結果、静岡市はプラモデルのまちになったというわけなんですね。