静岡県の学童保育連絡協議会は、コロナ禍の放課後児童クラブにおけるガイドラインを作成し、過度な感染対策は子どもの成長を妨げるとして、各クラブでの見直しを呼びかけています。
このガイドラインは、静岡県内の放課後児童クラブでクラスターの発生が相次いだことから、作成しました。作成にあわせて、静岡県内およそ700の放課後児童クラブを対象に行ったアンケートでは、施設内で、子どもたち同士のソーシャルディスタンスを確保するのが難しいなどの、回答がありました。
静岡済生会総合病院の小児科医の協力のもと作成したガイドラインでは、マスク着用や黙食などが子どもたちにストレスをかけ、結果的に成長を妨げるなどとして、感染対策の見直しを呼びかけています。
協議会では、ガイドラインをベースにそれぞれのクラブにあった感染対策をしてほしいとしています。