使われていなかった段々畑を活用し地域活性につなげようと、南伊豆町でレモンの植え付けが行われました。

このレモンの植え付けは地域おこし協力隊の「田村ロータス翔音(しょーん)さん」と南伊豆町が計画したもので、伊浜地区の住民や学校の教員などおよそ30人が以前、マーガレット栽培に使われていた段々畑にレモンの苗木50本を植えました。

参加者たちは額に汗をにじませながらレモンの根に土をかぶせて成長を願いました。

<参加した高校生>「思ったより簡単で、誰でもやりやすいのかと思いました。(レモンができるのは楽しみですか?)楽しみです」

<南伊豆町地域おこし協力隊 田村ロータス翔音さん>「畑や田んぼや民家、そういったものを残しつつ、さらに次の世代へのバトンタッチ、そういった部分での資産作りを考えながらやっています」

植えられたレモンは無農薬で育てられる予定で、4年から5年後の収穫を目指しています。