一転して、前向きなコメントが飛び出しました。JR東海が示したリニア工事に伴う水の「全量戻し」の具体策について、静岡県の川勝平太知事は12日に行われた定例会見の中で「検討に値する」と述べました。

<川勝平太知事>
「極めて我々にとって朗報といえる。戻せるものなら戻してもらいたい。検討に値すると申し上げているわけです」

川勝知事が「朗報」としたのはJR東海が4月に示した案の一つです。大井川上流の田代ダムで東京電力が取水している発電用の水の量を抑えてリニア工事による流出分と同じ量だけ大井川に還元するとしています。

連休前の会見ではこの案を全否定していたのに打って変わった前向きなコメント。ただ「本来の全量戻しではない」とJR東海の批判もしました。

<川勝平太知事>
「JR東海と東電の間でどういう話がなされているのか、これは正確に知りたいですね」

今後、静岡県は実現の可能性について検討を進める方針です。