3年ぶりに行動制限がなかったゴールデンウィークの県内の鉄道と高速道路の利用状況が発表されました。利用者の数はいずれも2021年を上回りました。
JR東海によりますと4月28日から5月8日までの11日間で東海道新幹線を利用した人は301万4000人で2021年の同じ時期と比べて2.74倍になりました。
2021年のゴールデンウィークは東京や大阪など一部の地域に緊急事態宣言が出されていましたが、2021年は行動制限がなく、人出が増えたとみられます。
在来線でも静岡近郊の東海道線を88万3000人が利用し、2021年に比べ1.45倍となりました。新型コロナの影響を受ける前の2018年と比べ新幹線で80%、在来線で69%まで回復したことになります。
一方、NEXCO中日本によりますと高速道路の1日あたりの平均交通量は東名が4万8900台で2021年より11%増加し、新東名は6万9000台と2021年より36%増加しました。
コロナ前の2019年と比べると東名が-27%、新東名が-11%と新幹線に比べて減少幅は小さく、マイカーでの移動を選択する人が多かったことが伺えます。