法改正により4月から自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されました。法改正後、初めての平日となった4月3日、真新しいヘルメットをかぶり、通勤する人が見られた一方で、着用していない人が大半を占めました。
<竹川知佳記者>
「静岡市市街地の交差点です。自転車で通勤、通学をしている人を見てみますと、ヘルメットを着用している人が増えました」
4月1日から自転車を利用するすべての人に対して、ヘルメットの着用が「努力義務」となりました。3日、自転車で通勤・通学している人を見ると、真新しいヘルメットをかぶっている人が一定数、確認できました。
<自転車利用者>
「きょうから(ヘルメットを)着けています。努力義務が始まって、家族の勧めもあって」

JAF(日本自動車連盟)が行った実験の映像です。子どもを乗せた母親が乗る自転車と男性が運転する自転車が出合い頭に衝突。地面にたたきつけられた頭は衝撃で跳ね返っています。
実験の結果、ヘルメットを着用していない状態での衝撃は着用している状態の約17倍に上ることが分かりました。努力義務化をきっかけにヘルメットをかぶり始めた人がいる一方で、大半の人が着用をしていないのが現状です。
<自転車利用者>
「とりあえず(着用)はまだいいかな。まだ様子見ですね」
「自転車に乗るのが5分くらいなので、邪魔になっちゃうかな、ちょっと様子を見ている」

「努力義務化」はシェアサイクルも対象です。
<TOKAIケーブルネットワーク 齋藤竜二課長>
「こちらがステーションになります。現時点でもヘルメットの方、置いてありませんし、4月1日以降も現時点では置く予定はない」
静岡市民を中心に2万8千人が利用するシェアサイクル「パルクル」。運営するTOKAIケーブルネットワークは予約に使うアプリの画面で、利用者にヘルメットを持参するよう呼びかけています。中には折り畳みのヘルメットを持参する利用客もいましたが、ほとんどの人がヘルメットなしで利用していました。
<利用者>
Q.ヘルメット着用に罰則があったら?
「使い勝手がいいから(シェアサイクルを)利用するかもしれないですけど、考えさせられますね」
ヘルメットを着用していなくても「罰則」はなく、今後、どう浸透させていくかが課題となっています。







