東日本大震災からまもなく12年です。静岡県内では3月5日、津波を想定した避難訓練が各地で行われました。
今回の訓練は、静岡県が東日本大震災が起きた3月11日を含む10日間を「津波対策推進旬間」と定めた一環で、各地で行われました。
静岡県沼津市では、震度6弱から6強の地震が起き、津波が発生した想定で訓練が行われ、津波の到達予想が8.6mとされる内浦三津地区では、住民が高台にある寺に避難をしました。
<内浦三津地区仲南町組長髙梨直樹さん>
「津波が怖いですから、日頃から訓練をしていれば、本番の時にでも、さっと動けるようになりますので」
その後、住民たちは地区センターに集まり、浸水したことを想定した歩行訓練や火災が起きた際の初期消火などを体験していきました。