静岡県袋井市の袋井市立袋井北小学校で、1988年度以前の卒業生、約6600人分の卒業証書授与台帳が紛失していたことが分かりました。
袋井市教育委員会によりますと、紛失したのは、台帳の作成開始から1988年度までの市立袋井北小学校の卒業生、合わせて6631人分の記録です。
台帳には、卒業証書の番号のほか、卒業生の氏名や生年月日、保護者の名前、住所などの個人情報が記載されていました。
2025年9月、卒業生から卒業証明書の発行依頼を受けた職員が金庫を確認した際、台帳がないことが判明。その後、校内を捜索したほか、歴代の関係職員への聞き取りを行いましたが、発見できなかったということです。
市教育委員会は、別の保存年限を過ぎた書類を廃棄した際に、誤って一緒に処分した可能性が高いとしています。
一方、現時点で、個人情報の外部への流出や不正利用などの二次被害は確認されておらず、ほかの市立小中学校では台帳は適切に保管されているということです。
市教育委員会は今後、残された学籍資料などをもとに卒業生名簿を作成し、卒業証明書の発行に支障が出ないよう対応するとしています。
また、市内の全小中学校を対象に、保存年限の確認や書類の正しい廃棄方法について研修を行うなど、再発防止を徹底する方針です。







