消防隊員と警察官あわせて4人が殉職した静岡県吉田町の工場火災から7月5日で6年です。事故が起きた現場や消防署では関係者が犠牲者を悼みました。

6年前の2020年の火災で、3人の隊員が犠牲となった静岡市消防局吉田消防署には献花台が設置され、署員が同僚の冥福を祈り、花を手向けました。

2020年7月5日、静岡県吉田町川尻の家庭用品メーカー「レック静岡第2工場」で火災が発生。工場内を調べていた消防隊員3人と警察官1人が死亡するなどあわせて7人が死傷しました。

この火災をめぐっては2023年7月、事故当時の製造部門の責任者が業務上過失致死傷などの罪で在宅起訴されています。

火災が起きたレックの工場跡地付近では2026年も慰霊式が開かれ、社員が犠牲者を追悼しました。

レックは再発防止を誓う一方で、社員の起訴内容については争う姿勢を示しています。

<レック管理本部 石嶋貴弘防火対策室長>
「当初から当社としては(起訴内容を)不服として、無罪を勝ち取るべく動いています」

責任の所在をめぐる裁判は現在も公判前整理手続きが行われていて、日程は決まっていません。