「男の子の声を聴くことは永遠に叶わない」
判決後、裁判長は、男に対しこのように語りかけ、裁判は閉廷した。
「男の子は最期に何を思ったのでしょうか。
『お父さん、なんで、僕はそんなに悪い子だった?』
男の子の声を聞くことは永遠に叶いません。あなたが理不尽にその命を奪ったから。あなたの弱さや未熟さがこのような結果を招いた。我々、裁判体は自分の罪の大きさに向き合い、欠点を克服し、公判で語った反省、謝罪の気持ちが真実のものであってほしいと願っています」
男の代理人弁護士は取材に対し、「公判前から、『どんな刑も受け入れる』と話していて、裁判後のやりとりでもその思いは変わっていなかった」として、控訴しない方針を答えた。
「しつけ」という都合の良い言葉で覆い隠された、身勝手な暴力。そして、我が子の命よりも、自分を守ることを優先したあの日から始まった5か月間つき続けた「うそ」。後悔しても、戻ることのない幼き命と犯した罪に、男はこれから正直に向き合っていかなければならない。







