中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の新規制基準への適合審査が長引いているとして、御前崎市の市長と市議会議長が中部電力に対し、迅速な審査をするよう求めました。

中部電力に対する申し入れは、御前崎市の柳澤重夫市長と増田雅伸市議会議長が連名で行いました。原子力発電所の「新規制基準」は東京電力福島第一原子力発電所の事故を教訓に、原子力規制委員会が2013年に定めたもので、浜岡原子力発電所4号機は申請から8年が経過した現在も審査中となっています。

申し入れでは、市民の安全安心のため、一日でも早い審査の合格を中部電力に強く求めるとしています。こうした申し入れ書を連名で出すのは初めてです。