2025年4月、静岡県掛川市の新東名高速道路のトンネル内で事故を起こし同乗者にけがをさせた俳優の広末涼子さんについて、検察は12月22日、過失運転傷害の罪で掛川簡易裁判所に略式起訴しました。

俳優の広末涼子さんは、4月7日の夜、掛川市内の新東名上り線の粟ヶ岳トンネルの中で、自らが運転する車をトレーラーに追突させ、同乗していた男性に骨折などのけがをさせた過失運転傷害の疑いで11月13日に書類送検されていました。

警察はこれまで広末さんを実況見分に立ち会わせるなど捜査を進めてきましたが、これまでの取り調べに対し広末さんは事故当時の状況について「ぼーっとしていた」と話し、考え事をしていたなどと説明していました。

起訴状によりますと事故を起こした際、広末さんは時速185キロのスピードで運転していました。

搬送先の静岡県島田市の病院で看護師に対し傷害を負わせたとする傷害の容疑については不起訴処分となりました。