静岡県内各地でクマの出没や目撃情報などが相次ぐ中、静岡県裾野市の富士山のふもとに設置された箱罠で11月18日、クマ1頭が捕獲されました。体長130センチ、体重98キロのメスで成獣のツキノワグマでした。
<裾野市 横山英哉産業振興部長>
「静岡県の猟友会が県の許可を受けて須山地先に設置しておりましたクマ捕獲用の罠に、クマが捕獲されました」
裾野市が18日の会見で明らかにしたクマの捕獲。18日午前7時頃、県猟友会が県の許可を得て、裾野市須山の水ヶ塚公園近くに設置した箱罠にクマがかかっているのが確認されました。
クマは体長130センチ、体重98キロの成獣のメスのツキノワグマで、18日午後2時すぎに現地で駆除されました。
裾野市では2025年、クマとみられる目撃情報が11月17日までに6件寄せられており、富士山のふもとの水ヶ塚地区はクマの生息地域で、目撃情報6件のうち4件がこのエリアでした。
県自然保護課によりますと、水ヶ塚地区には遊園地やキャンプ場などがあることから、県が猟友会に罠の設置を許可したということです。







