救急隊が現場で次々に起きる出来事に対応しながら適切な処置を行う訓練が駿東伊豆消防本部で11月18日から始まりました。

この「救急総合想定訓練」は駿東伊豆消防本部の全ての救急隊が参加し、3日間にわたって行われます。(57隊171人、18日は19隊57人)

訓練では「交通事故に遭い苦しんでいる人」など、様々な119番通報の課題がその場で与えられ、隊員たちは事故状況や容体を聞き取りながら救命処置をし、本番さながらの対応を繰り広げました。

<駿東伊豆消防本部 眞島勇次救急課長補佐>
「この訓練10年目、10回参加している隊員もいれば今年初めての隊員もいますが、今後も地域住民に安心安全が届けられるように日々努力をしていきたい」

駿東伊豆消防本部管内では1年間に約2万8000件の救急隊の出動があるということで、参加した隊員たちは訓練を互いに見学し合い、改善点などについての講評に耳を傾けていました。