12月7日に告示される伊東市長選の立候補予定者説明会が11月17日に開かれました。これまでに5人が出馬会見を開いていますが、説明会には合わせて12陣営の関係者が出席しました。

<伊東支局 青島悠記者>
「伊東市長選挙の立候補予定者説明会の会場です。あわせて12陣営が来ていて、市の職員や警察などから選挙に向けた準備の説明が行われています」

<伊東市選挙管理委員会 菊間徹夫委員長>
「(市長選は)伊東市の将来を見据え、その方向性を担う極めて重要な選挙であると思います。公職選挙法をはじめとする関係法令と真摯に向き合い、明るく綺麗な選挙を展開されますよう重ねて切望いたします」

17日、伊東市役所で開かれた市長選の立候補予定者説明会。すでに立候補を表明している5陣営を含む合わせて12陣営の関係者が出席し、職員や警察から選挙の注意事項について説明を受けました。

全国から注目を集める今回の伊東市長選。立候補者の乱立が予想される現在の状況について、選挙管理委員会側も困惑の様子です。

<菊間委員長>
「伊東市長選挙史上では、類を見ない数で大変驚いております。1回で選挙が済めばいいなというふうに思っております。再選挙になるような事態になったら、これまたいつまでこの選挙が続くのか、そんな思いがいたしております」

そのうえで菊間委員長は、今後の選挙制度のあり方ついても言及しました。

<菊間委員長>
「(ある程度の)立候補の制限も必要ではないかなというそんなふうに今回の選挙を通じて思っております。(12人となりますと)これまたどんなふうに対応していくのかが大変に不安を感じております」

過去に例を見ない事態も予想される選挙に向け、職員も準備を進めています。

11月26日には、立候補予定者の事前審査が行われる予定で、選挙戦に向けた動きは本格化していきます。