動物をはねて車が壊れたらどうする?

もし、シカやイノシシなどの動物をはねて車が壊れたら、どうするべきなのか?

静岡県警の説明では、自走できる場合はサービスエリアに入ったりやインターチェンジを降りたりするなどして安全を確保することが第一で、その後に警察に連絡してほしいとしています。

車の損傷がひどく、自走できない場合は路肩に止め、安全を確保した上で警察への連絡が必要です。

人をはねてしまった場合はもちろん刑事責任を問われることになりますが、動物をはねた場合は、運転中に他の違反をしていない限り、基本的には刑事責任を問われることはないといいます。ただし、交通事故として警察に届け出をする義務が発生します。

高速道路では普段よりもスピードを出して走行するため、動物を発見した際に急ブレーキをかけたり、突然の車線変更をしたりすることは別の危険を伴います。

ただ、運転手としては回避をしなければいけないのは大前提。高速道路脇の法面の先が森や林の場合は野生動物が出てきやすいため、こうしたシチュエーションで運転する際は、いつにも増して視野を広く持ち、車間距離を保つことが事故のリスクを減らす手段と言えそうです。

静岡県警ではSNSなどでシカとの事故や出没情報などをユーモアを交えてアップしているので、こちらを参考にすることもおすすめです。