静岡県河津町の秋の味覚「ズガニ」の漁が10月1日に解禁され、最盛期を迎えています。
「ズガニ」は淡水に生息する大型のカニで、一般的には「モクズガニ」と呼ばれています。爪や脚に毛が生えていることが特徴で、味噌や内子が美味しく、河津町の名物として知られています。
10月21日の漁では、河津川に前日に仕掛けたカニ籠を引き上げると15匹ほどのズガニが取れました。大きなものでは、脚を広げると30センチ程度になりました。
<ファミリー&リゾート川ばた堤國仁さん>
「今年は夏、雨が少なく暑かったので、ズガニが10月から取れるかなあと思ったんですが、例年のように取れているので、ほっとしました」
近くの宿泊施設では、ズガニ鍋やズガニ汁などをコース料理で提供しています。