浜松市中央区に住む70代の女性から現金400万円をだまし取るなどした疑いで、栃木県の男が10月5日に逮捕されました。男は詐欺グループの一員で、受け子などを集めるリクルーターの役とみられます。

詐欺と組織的犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、栃木県宇都宮市に住む無職の男(43)です。

警察の調べによりますと、男はすでに逮捕されている受け子らと共謀して、2025年7月上旬、浜松市中央区に住む70代の女性に対して息子や弁護士をかたって「税金の納税によるトラブルを回避するために現金を弁護士に送付する必要がある」などとうその電話をかけ、現金400万円を神奈川県内の架空人物宛てに送らせ、だまし取るなどした疑いが持たれています。

男は、詐欺グループの一員で、受け子などを集めるリクルーターの役割をしていたとみられています。

警察は、男が容疑を認めているかどうか、明らかにしていません。

警察は、男ら詐欺グループの余罪などについて慎重に調べています。