2023年4月の静岡市長選への出馬を表明している山田誠静岡県議が11月9日、所属する自民党の静岡支部に推薦願を出しました。ただ、現職の田辺信宏市長の支援を決めた支部の方針は変わらない見込みです。
11月9日、山田県議は自民党の静岡支部を訪ね、すでに出馬を表明している2023年の静岡市長選の推薦願を提出しました。
<自民党静岡市静岡支部 井上恒彌幹事長>
「間違いなくお受けしました。あとは役員会と総務会で意見を聞きながら、どうするかを議論して本人に伝えたい」
静岡支部は受理しましたが、すでに11月4日の会合で、現職の田辺市長を支援することを全会一致で決めていて、その方針は変わらないとみられます。
支部の意向を知ったうえで推薦願を出した理由について、山田県議は…。
<山田誠静岡県議>
「自民党の党籍を持っているのは私だけ。そこはしっかりと覚えておいてもらいたい。だからこそ、(推薦願を)出すんです。自民党の議員として、党員として、長く党に貢献してきたと自負しているので、それをしっかり汲み取って頂けると信じている」
静岡市長選をめぐっては、田辺市長は12月の市議会で出馬表明する見込みで、静岡県の難波喬司理事は、11月11日に出馬会見を開く予定です。