女性が動揺 電話の相手は…

電話を切った女性に女性行員が声をかけると「俺だけど」と名乗る男が「10万円ほど入ったカバンを無くした」などと話してきたそうです。「俺だけど」としか名乗らなかった電話の向こうの相手を高齢女性は息子だと認識したそうですが、女性行員はピンときたそうです。

「息子さん本人に確認した方が良いんじゃないですか?」

清水銀行では特殊詐欺の被害を防ぐため、定期的に最新の犯行の手口などを情報共有しています。学んでいた詐欺の手口が形式通りに目の前で進んでいる…女性は最初、信じられない光景だなと感じたそうです。

うろたえる高齢女性に女性行員はなだめるように話しかけ、息子の携帯電話に連絡したところ、固定電話にかかってきた通話は別人のものと発覚しました。