浜松市に本社を置く自動車メーカーのスズキは、2025年3月12日時点で国内の四輪車累計販売台数が3000万台に到達したと発表しました。
スズキは1955年10月に軽自動車の「スズライト」を発売して以来、「ジムニー」や「アルト」「ワゴンR」「ハスラー」などのヒット商品を生み出してきました。
普通自動車でも「エスクード」や「スイフト」などのラインナップが人気を博し、販売開始から69年6か月で国内の四輪車の販売台数が累計で3000万台に達したということです。
車種別に見ますと、最も売れたのはアルトで約539万台、続いてワゴンRが約510万台、軽トラックのキャリィが約488万台でトップ3を占めています。
なお、世界全体での累計販売台数は約8474万台で、日本が最も多く、次いでインドが約2869万台となっています。
スズキの鈴木俊宏社長は国内の販売台数が3000万台に達したことについて「当社のものづくりに対するお客様の期待と信頼の証であり大きな一歩です。今後もチームスズキで連携し、お客様と社会に必要とされる製品を提供してまいります」などとコメントしています。