伊那市では27日夜、猛烈な雨が降ったとみられ、県内では初めてとなる大雨と土砂災害のレベル4危険警報が出されました。
レーダーの解析で1時間におよそ100ミリの雨によって水路があふれ住民が土砂の撤去などに追われました。
27日夜8時ごろ、泥水が流れ下ったのは伊那市手良(てら)の道路です。
住民から「住宅の床下に土砂が流れ込んでいる」と通報もあり、消防が対応にあたりました。
(住民)「雨が屋根をたたくような、ものすごい音、びっくりした、この辺が川になっていた 慌てて飛び出したらすごいことに」
この原因となったのが猛烈な雨。
伊那市内では27日午後7時10分までの1時間にレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられています。
伊那市には大雨と土砂災害のレベル4危険警報が一時出されました。
一夜明け、現場を訪れると土砂の撤去が進めらていました。
上空から見ると、集落より高い所にある田んぼや畑には水路からあふれた泥水が流れ込んでいました。
27日夜は、この水路を濁流が下り土砂や木などが集落内の道路を覆いました。
山側から流れてきた水はここで道路の下を通る水路「暗きょ」に入ります。
最初に取材した際には入口をふさいだ木や草などが取り除かれ、水は道路下の水路に流れ込んでいましたが、その30分後には、再び水があふれ、濁った水が道路に流れ出ていました。
(手良野口区・城倉仁区長)「(これまで何度か詰まったことが?)私の聞く範囲では初めてです」
道路沿いの住宅では床下まで土砂が流れ込みました。
28日は断続的に雨が降る中で、消防団や住民なども加わり片づけが進められました。
(住民)「道路まで流れてくるのは想定外」
現場では、複数のところで、流れてきた土砂や木などが水路に詰まっていることが確認され、重機を使って撤去作業も進められていました。
(手良野口区・城倉仁区長)「もう一回きれいにさらって、下の家のほうも回収して片づけたい」
市によりますと、手良地区では、住宅3軒の敷地に土砂などが流れ込みましたが、けが人はいないということです。











