JR篠ノ井線は5日、塩尻駅構内にある列車非常停止装置が作動したため、1時間半余りにわたって運転を見合わせました。

JR東日本長野支社によりますと、5日午前11時半前、塩尻駅構内にある列車非常停止装置が作動したため、運転を見合わせました。

列車非常停止装置は、駅の構内で非常事態が起きた場合に、列車や駅などに通報する装置で、安全の確認が取れたことから、午後1時過ぎに運転を再開しました。

この影響で、普通列車上下2本が運休したほか、新宿10時発松本行きの下りの特急あずさ13号に50分の遅れと、普通列車上下2本に30分を超す遅れが出ました。

およそ1000人の乗客に影響があったとしています。

列車が人と接触するようなことはなかったということで、JRで装置が作動した原因などを調べています。