「ナラ枯れ」の被害に遭った木を活用したベンチが、白馬村の観光施設に設置されました。

所々が白っぽく見える森林。


白馬村北城では、「ナラ枯れ」という伝染病が問題になっています。


体長5ミリほどの「カシノナガキクイムシ」が媒介し、木が枯れ、倒木などの危険もあるため村が対策を進めています。

こうした中、村内の「白馬岩岳マウンテンリゾート」がスキー場内のナラ枯れの被害木を使ったベンチを作りました。


白馬岩岳マウンテンリゾート 星野裕二社長:「ナラ枯れの木ひとつ無駄にせずにきちんと再利用していく。持続可能な取り組みというのを世界のお客さんに見てもらいたい」

あわせて6台を製作し、バス停などに設置するほか1台は村役場に寄贈しました。