松本の夏の風物詩として親しまれてきた「信州・まつもと大歌舞伎」が、12日、3年ぶりに幕を開けました。

会場のまつもと市民芸術館。

ロビーには江戸の町並みを再現した縁日横丁が設けられ、雰囲気を盛り上げます。

今年の演目は3作品で、注目は落語の「貧乏神」を題材にした新作歌舞伎「福叶神恋噺(ふくかなうかみのこいばな)」です。

江戸の長屋を舞台に、腕がいいのに働かず、酒ばかり飲んでいる大工・辰五郎と、彼に憑りつく貧乏神たちの人間模様を、中村勘九郎(なかむら・かんくろう)さん・七之助(しちのすけ)さん兄弟などが演じます。

テンポのいい掛け合いや、ダイナミックな演出におよそ1400人のファンが熱い拍手を送っていました。

客:
「すごく久しぶりで、足を運ばせてもらってすごく良かった」
「(勘九郎さんの息子の)長三郎さんと勘太郎さんの成長ぶりを見て、遠い親戚のおばさんのようにうれしかった」

信州・まつもと大歌舞伎は15日まで行われます。