国土交通省岡山国道事務所・NEXCO西日本・岡山市は、「国道180号総社・一宮バイパス」の一部区間、ならびに「吉備スマートインターチェンジとのアクセス道路」の完成・開通が、2025年度中になる見通しであると発表しました。

国道180号 総社・一宮バイバスとは?

国道180号総社・一宮バイバスは、岡山市~総社市の交通混雑の緩和・交通安全の確保を目的に計画されているものです。

【画像①】のように、国道180号の岡山市北区楢津の楢津東交差点を起点とし、総社市井尻野に至る、総延長15.9キロのバイバス道路です。

【画像①】

このうち、すでに開通しているのは【画像②】の右寄りにある岡山市北区楢津~北区一宮山崎の1.5キロ区間と、【画像②】の中央から左寄りにある岡山市北区福崎~総社市小寺の5.3キロ区間です。

【画像②】

今回開通を目指しているのは、すでに開通している「岡山市北区楢津~北区一宮山崎」から先の区間となる、「北区一宮山崎~岡山市北区今岡」までの0.7キロです。

吉備スマートインターチェンジとも直結→国道2号までスムーズに

この事業では、【画像③】のようにバイパスが吉備スマートインターチェンジと接続するとともに、スマートインターチェンジが24時間化となり大型車でも通行が可能となります。

【画像③】

これにより、山陽道から吉備スマートインターチェンジを出て、国道180号バイパスを通って国道2号に直結することができるようになります。

なお、国土交通省岡山国道事務所では、当初はバイバス(一宮山崎~今岡)の開通見通しは2025年度内としていましたが、吉備スマートインターチェンジアクセス道路改築事業の完成に合わせた2026年度中の開通を目指すことになった、ということです。