岡山県統計分析課は、「2023年岡山県人口の動き」を公表し、2023年10月1日現在、県全体で184万6525人と、前の年と比べ1万5487人減少していることが分かりました。

岡山県の人口は「184万6525人」日本人減少・外国人増加

この調査は、2020年国勢調査の結果の人口をもとに、その後の住民基本台帳の毎月の出生・死亡・転入及び転出の人数を加減して推計したものです。

それによりますと、岡山県全体の人口は184万6525人で、前年から1万5487人(0.83%)減少しています。このうち日本人が176万5082人(前年比ー1万8402人)、外国人が2万9027人(前年比+2915人)でした。

総社市が増加 他の14市は引き続き減少

市町村別に見ると、市では総社市が+33人で増加に転じています。他の14市では岡山市(-3697人)をはじめすべてが2022年に引き続き減少しています。

町村部では、早島町が+84人、奈義町が+7人で増加に転じています。一方、美咲町(-323人)など、他の8町2村は2022年に引き続き減少となっています。概ね、県中北部及び県境地域の減少率が大きく、県南部の減少率が小さくなっています。

年少人口は減少の一途 老年人口は3割超える

年齢別でみると、年少人口(0歳~14歳)が全体の12.2%と1981年以降から低下が続いていて、生産年齢人口(15歳~64歳)が56.5%と2021年から横ばい、一方で老年人口(65歳以上)は31.3%と1955年以降上昇が続いています。