ニューヨークのランウェイは「緊張したけど...やっぱり楽しい!」

彼女の魅力は、どんな衣装やメイクの変化にも対応できる、柔軟さと表現力です(【画像⑧】)。昨年、女性誌「with」の公式サイトで連載を持ち(【画像⑨】)、さらに高校生ながら世界4大コレクションの1つ、ニューヨークコレクションのモデルに抜擢されました。


(モデル・平井佑奈さん(18))
「本番の2週間前くらいに決まったので、すごく信じられない気持ちで。ランウェイを歩く少し前までは、現実味がないというか。。。歩いた後に『あぁ、私歩いたんだな』という感じ。ずっと実感がない感じでした」
「そんなに一斉に人に見られるということが初めてだったので、すごく緊張はしたんですけど、自分が憧れてきた景色だったりとか、歓声だったりとかだったので、『やっぱり楽しいな』と思いました」

文化祭には参加できなかったけど...学校の仲間たちが応援
そんな輝かしい活躍を、高校時代に実現してきた佑奈さん。ただ、唯一の心残りは、高校生活最後の文化祭に参加できなかったことだといいます。

(モデル・平井佑奈さん(18))
「ニューヨークのファッションショーと文化祭が、ぴったり重なっちゃって出られなかった…。準備は毎日夜遅くまで学校に残ってやるだけやって、当日から私は飛行機でニューヨークに向かいました」

そんな中、佑奈さんを同級生たちは学校で応援してくれていました。
(モデル・平井佑奈さん(18))
「私のモデル姿の写真を段ボールに貼ってくれて(【画像⑭⑮】)お店の前に私の段ボールを飾っていたみたいで、うれしかったです。参加できているみたいで」
ー「写真には、いる」みたいな?
「そうです。みんな写真に入れてくれて。ファッションショーが憧れだったというのもありますし、モデルを改めて頑張りたいと思うきっかけにもなったので、1つも後悔はしていないです」


4月からは岡山を離れ 東京を拠点に目指すのは

そんな佑奈さん、合間を縫って勉強にも励み、4月からは晴れて都内の大学への進学が決まりました。
(モデル・平井佑奈さん(18))
「勉強との両立も大変だったんですけど、『逃げ出したい』とか『やめちゃいたい』とかもなかったので…。この2年間、『すごくつらかった』という思い出はないかもしれない。今パッと出てこないです。自分が好きなことをやらせてもらっているので、全然苦痛に思ったことはない」


佑奈さんの2024年の抱負はー。
(モデル・平井佑奈さん(18))
「私の今年の目標は、『継続』することです。初めてニューヨークに行ってランウェイを歩いたのが9月ごろだったんですけど、ちょうど受験で忙しいときとかぶっていて、SNSの更新や体づくりを後回しにしていた部分があって」
「今年は、大学生活も始まって少し忙しくはなると思うんですけど、SNSの更新や体づくりをしっかり継続して、夢を目指すきっかけにもなった『東京ガールズコレクション』に出たいなと思っています」

世界に羽ばたこうとしている佑奈さんが目指すのは「唯一無二」の存在です。
(モデル・平井佑奈さん(18))
「今年は自分らしさを見つけて、自分の系統を決めて、それを磨いていけたらいいなと」
