夏の高校野球が岡山・香川で先週開幕、熱戦が続いています。きのう(10日)、きょう(11日)と岡山・香川で強豪校が登場、ともに甲子園に向け好発進しました。
夏3連覇をめざす倉敷商業、初戦の相手は勝山です。
先制は勝山でした。1回の表、ランナー1塁2塁で、5番大倉が1塁戦を破るタイムリーツーベース。続く6番清水もタイムリーを放ち、勝山が一挙3点を奪います。
追いかける倉敷商業は6回裏、2アウト1・3塁で1番雄龍がライトオーバーのタイムリースリーベース。ランナー2人が返って勝ち越しに成功。さらにこの後も追加点を加えた倉敷商業が9対3で勝山を突き放し、初戦突破です。
(倉敷商業 雄龍人志選手)
「ここで1本出せば絶対に勝てると自分の中で思っていて、その中で一本出せたのは大きかったと思います」
(倉敷商業 池上正純主将)
「自分たちらしく、粘り強く目の前の1戦1戦を全力で戦っていきたいと思います」
一方、きのう(10日)の香川大会では、プロ注目の高松商業・浅野翔吾選手が初戦でさっそく魅せました。先頭打者の浅野選手が放ったのはレフトの頭上を大きく超える高校通算62号ホームラン。

(高松商業 浅野翔吾主将)
「完璧ではなかったんですけど、しっかり遅い球を待てて打てたので良かったと思います」
流れを作った高松商業、こちらも甲子園へ向け好発進です。
7月11日のそのほかの試合の結果です。
■岡山県大会
▽倉敷マスカットスタジアム
関西 17-1 鷲羽
東岡山工 11―2 岡山
▽倉敷市営球場
総社南 4-8 高梁
興譲館 10―3 青陵
▽エイコンスタジアム
玉野 8-7 瀬戸
金光学園 9-1 笠岡商
■香川県大会
丸亀城西 2―6 高松北
丸亀 6―3 坂出工