次世代の移動手段として注目されている「空飛ぶクルマ」。その展示場がきょう(10日)、岡山県倉敷市にオープンしました。

(テープカット)「どうぞ!」
倉敷市中央にきょう(10日)「くらしき空飛ぶクルマ展示場」がオープンしました。倉敷市の経営者らでつくる研究会「MASC(マスク)」が、人や荷物を運ぶ新たな手段としての取り組みを進める中、多くの人に理解を深めてもらおうと整備したものです。2階建ての建物内には空飛ぶクルマの実物を展示しているほか、飛行を疑似体験できるコーナーなどもあります。

(MASC 井上峰一理事長)「子どもたちに、しっかりとここへ集まってもらう。学習ができるように。そうした教育の場にしておりますから、非常に大きなインパクトになっていくんではないかなと」

またSkyDrive社製の新たな機体を導入する覚書の締結も行われました。
(SkyDrive 福澤知浩代表取締役)「2025年の大阪関西万博で飛ばしていき、そして、その直後にはこの瀬戸内地方でMASCさんと一緒に飛び始めるといった未来が作れたらなと思っています」

新しい機体は再来年までに導入され、実用化に向けたテストなどが行われる予定です。