二十歳の女子大学生に紅綬褒章 その理由は?
岡山県からは7人が選ばれた秋の褒章。その中に今回、最年少・二十歳の女子大学生がいます。
選ばれたその理由は、危険を顧みず1人の命を救った「とっさの行動」でした。
【画像】のように大学のキャンパスで笑顔で友達と話す女子大学生。今回、紅綬褒章の受章が決まった岡山理科大学に通う3年生の福田桃子さん(20)です。普段は大学で生態学を学んでいるといいます。


(福田桃子さん)
「こんな私がいただいていいのかな、みたいな。褒章もらちゃったけど、そんなことしたっけみたいな、そんな大層なことしたっけ?みたいな」
なぜ二十歳の彼女が紅綬褒章に選ばれたのか。その理由は、今年2月に起きたある出来事でした。
買い物帰りに出会った90代の女性が...

午後9時前、福田さんは近所に買い物に出掛けた帰り道に、横断歩道の無い場所で車の通行を妨げるように歩いていた90代の女性を見かけました。そこで福田さんは安全な場所に誘導したといいます。
その後、一度はこの女性と別れたものの、少し不安に思ったため様子を見ていたところ。。。こんどは踏切内で、この女性が踏切を渡り切れずに閉じ込められているところを目撃したのです。
