ネクスコ西日本が進めてきた岡山自動車道の4車線化のうち、一部の区間で工事が完了し、きょう(9日)開通しました。

工事が完了したのは岡山自動車道の有漢ICから北房JCTの間の、これまで片側1車線だったおよそ1・2キロの区間です。


午後3時、カラーコーンが撤去されると、片側2車線、上りと下り合わせて4車線が走行できるようになりました。

(ドライバー)「盆休みになると、蒜山の方に行くと混みますから、そういった点では混みにくくなって良いのかなと」

(ドライバー)「4車線になったらスムーズに流れるかなと」

有漢ICと北房JCTの間では、事故などによる通行止めが去年17件あったといいます。ネクスコ西日本は今回の開通で、事故も減らすことができるのではと期待しています。

(NEXCO西日本中国支社 津山高速道路事務所 出雲真仁所長)「4車線化による道路の機能強化を図ることによって医療機関への緊急輸送、高速バスの定時性に寄与する」

今後は有漢IC付近の3.3キロと、高梁SAの南側4.5キロの工事を進め、岡山自動車道全線の4車線化を目指していくということです。