世界的建築家、隈研吾さんが設計する香川県で初めての建物です。県内有数の観光地琴平町に新たな複合宿泊施設の建設が計画されています。

金刀比羅宮の参道にあった老舗旅館「虎屋」の跡地に建設される「旅亭ことひら」です。

琴平の町おこしをと設立された「ことひら未来」が計画しているもので、設計は世界的建築家・隈研吾さんが行い、「虎屋」の木材などを再利用。客室12部屋とレストランなどを備えた最近需要が増えている高級志向の宿泊施設です。

2026年春のオープン予定で、一人1泊3万円から5万円程度、総事業費は約7億円を見込んでいます。

(ことひら未来 原健吾社長)「琴平町のランドマーク的なものとなって、ここを拠点に琴平の街を周遊して経済の発展につながる」

周辺には皇室御用達だった虎屋別館を改修した宿泊施設や、隈研吾さんが手がけたグランピング施設などもオープンする予定です。