持続可能な都市の発展に向け、主要7か国の関係閣僚らが議論を交わす「G7香川・高松都市大臣会合」が香川県高松市で始まりました。香川県の学生らによる街のにぎわい創出などの提言も議論される予定です。

午前中から警察による厳重な警戒が続くなか、始まったG7都市大臣会合です。

「持続可能な都市の発展に向けた協働」をテーマにきょう(7日)から9日までの3日間開かれます。

主要各国の関係閣僚と日本からは斉藤国土交通大臣が参加します。

(斉藤鉄夫 国土交通大臣)「都市の在り方が問題になってきた。まずこれを共通して議論していこうと」

きょう(7日)は本格的な議論を前に、香川県の学生らがまとめた“にぎわいのある街づくり”など、4つの提案による提言書が手渡されました。

(斉藤鉄夫 国土交通大臣)「議論の中でこの4つの考え方がしっかり日本の考え方として提案いたしますので」

(提言書をまとめた香川大学大学院 日野田圭祐さん)「若い世代もしっかりと考えているんだよということをG7各国の方々にぜひ感じてもらって、街づくりを考えていただければと」

また、ドイツのガイヴィッツ都市開発大臣らとの2国間会談も行われ、今後の協力関係の強化に期待を示しました。

(古川豪太記者)「持続可能な都市づくりを世界各国と共に目指すため、地方都市・高松からどんな発信ができるのか、本格的な議論はあす(8日)から始まります」










