交通安全の新たな取り組み「ゾーン30プラス」が、香川県で初めて高松市の伏石町に整備されました。

「ゾーン30プラス」は、学校周辺の30キロの速度規制に加え、速度が出にくい段差やポストコーンなどを設置する対策を行うものです。

今月、香川県で初めて「ゾーン30プラス」が整備された高松市伏石町の小学校では、交通安全教室が開かれました。歩行者の死亡率は、車の時速が30キロを超えると約3倍になることがわかっています。

(高松南警察署 交通第二課 西本秀右課長)
「速度を落としていただくことで、早期に歩行者や自転車の発見ができますので、事故の未然防止につながるものと期待しております」

香川県警などでは、伏石町での効果を検証しながら、「ゾーン30プラス」の他のエリアへの導入を検討していくことにしています。