JR四国が中期経営計画達成に向けた取り組みで、昨年度、検証項目として掲げた13項目のうち、9つの項目を達成したと発表しました。

JR四国は国から財政支援を受けていて、経営改善のため中期経営計画の検証を求められています。昨年度は13の検証項目のうち、高松駅ビル開発の推進や鉄道運輸収入の確保など9つの項目で目標を達成しました。このうち、運輸収入の目標達成は、新型コロナの行動制限の緩和や全国旅行支援などで鉄道の利用が進んだためと分析しています。

(JR四国 総合企画本部 大高泰三担当部長)「これまではコロナの影響で増えました減りましたというところしか表現できなかったんですけれども、ある意味これからは本当の自助努力の部分が試される」
今年度は、鉄道運輸収入や連結売上高の確保など、9つの項目について検証を行うことにしています。