人混みが苦手な人やパニック傾向がある人でも商業施設を利用できるようにと、岡山市北区で、きょう(18日)実証実験が始まりました。
イオンモール岡山の1階に設置された「カームダウンスペース」です。人が多く集まる大型商業施設に、外部の刺激に敏感な人が落ち着ける場所をと、岡山県内のオフィス・福祉機器メーカーとA型事業所が開発しました。中に入ると外からの音や光の刺激を和らげることができ、デザインには障がい者アートを採用しています。
(オーエム機器 難波圭太郎社長)「実際に置いてみて本当に使ってもらって、このスペースがあるからあそこは安心して行けるねって、あそこに遊びに行きたいねっていうふうになってくれればいいなと思う」
実証実験はあす(19日)も行われ、実際に利用した人にアンケートを取り、よりよい製品づくりを目指すということです。