ヒガンバナとショウキズイセン 別種なのに交雑?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「ややこしいですが、私たちが呼ぶ犬や猫の雑種は、同じ種の中にある品種同士の組み合わせです。
見た目は全く違いますが、同じ種類のイヌやネコなんですね。
一方、ヒガンバナとショウキズイセンは同属近縁とはいえ別種。
こういった異なる種類の植物の間でも、近縁であればまれに交雑して子孫ができる場合があります。
ただ、種をまたいだ交雑では、遺伝子の違いから孫世代は生まれないものも多くあり、ヒガンバナ×ショウキズイセンのシロバナマンジュシャゲも種を作ることはできないようです。
このため、シロバナマンジュシャゲも球根での株分けで増えていきます。
しかし、別種同士の雑種だから必ず種子を作れないというわけではありません。
植物では、雑種でも繁殖能力を持つもの、逆に染色体の組み合わせなどによって不稔になるものもあります」










