密集させないためには?
──どんな場所に注意が必要ですか。
(東洋産業 大野竜徳さん)
「このカメムシの新居探しで候補になってしまうのが、住宅や倉庫、工場などの建物です。私がカメムシを見かけた場所から少し離れたところには、民家や住宅地もあります。
人間にとっては普通の建物でも、カメムシから見ると、風雨をしのげて、温度変化も比較的小さく、身を隠せる隙間もある。
私たちにとって住みよい家は、カメムシにとっても、これはなかなかの優良物件だ!…となるわけです。
そして、壁や窓、扉などのちょっとした隙間から入り込み、暖かく風雨を避けられる場所で冬を越そうとします。
今年、野外でたくさんのカメムシを見かけている地域では、秋になって、なんだか今年、家の中でもカメムシをよく見るな…ということが起こるかもしれません。
もし最近、家の周りでカメムシをよく見かけるようになったなら、侵入される前に、窓や扉、外壁などに入り込めそうな隙間がないか、一度チェックしてみてください。
特に、カメムシが隠れられそうな、木製品の隙間や窓サッシ、建物の接合部などは要チェックです。
カーテンの裏や家具と壁の隙間など、普段あまり気にしない場所も、侵入後のカメムシにとっては、ここ落ち着くなぁ、という場所になっているかもしれません。
こまめに周辺をチェックして、隙間や侵入しやすい場所を見つけておく。それだけでも、カメムシにとっての優良物件を減らすことにつながります。
今年の冬は、カメムシが知らない間に住宅契約を結んで冬に強制退去を願うことになる前に、今のうちに入居のお断りをしておきたいものですね」










