「運動する個体は短命」選抜実験が示した生活史の二極化

作成:東京大学大学院総合文化研究科 松村健太郎 助教

POLS説とは、生活史形質・生理的形質・行動形質など複数の形質がまとまって進化するという考え方です。

動物の運動活性は採餌・繁殖・逃避などを通じて適応度に直結するため、進化的に重要な行動とされています。

一方で、同じ種の中でも運動活性には個体差が見られることが知られており、その差がどのような仕組みで維持・進化するのかは長らく不明瞭なままでした。