研究者の声 「膣だけの問題ではない」という視点の転換
坪井助教(特任)は、「膣だけでなく膀胱や腸の細菌叢までもが連動して変化している可能性が見えてきたときは、非常にわくわくしました。ホルモン治療が使いにくい方にも届く、新しい選択肢につなげられるよう研究を続けていきます」と述べています。
定平研究准教授は、「反復性膀胱炎に対する乳酸菌の基礎的並びに臨床的な知見や経験を、本研究による網羅的研究探索並びに統合により裏付けすることができました。本年度中には、GSMに対して独自に保有する乳酸菌株(gaiLaC株)の治療効果と安全性の検証を行いたいと思っています」とコメントしています。
渡部教授は、「これまで主にエストロゲン欠乏の観点から語られてきたGSMを、細菌叢という新たな視点から捉えることで、従来の治療で十分な改善が得られない症例に対する新たな治療標的の可能性を示せたことは大きな意義があると考えています」と語っています。










