平井さんの軍歌にあわせてギターを演奏
(平井孝雄さん)
「嬉しかったんじゃ、そりゃあ。自分の家族が遠方から来てくれるような感じ。次来るときには、壺に半分ほど塩を入れたやつをもってきてくれた」
一家は、度々やってきてトウモロコシなどの食糧を届けてくれました。その上、自宅にも招いて元気づけてくれたのです。
(平井孝雄さん)
「『よう来たなぁ、おいでおいで』としてくれる。(父親が)『歌え』と言ってきて、『勝って来るぞと勇ましく~』と軍歌を歌ってやった。すると、それに合わせて(息子が)一生懸命にギターを弾いていた」
生きる気力を取り戻した孝雄さんは、一家の案内で下山。すでに降伏していた日本軍に合流し、終戦から約4か月後、帰国を果たしました。
同じ部隊だった300人のうち、生還したのは、わずか50人でした。













