潜水艦の機関兵としてセブ島へ
1944年9月。平井さんは、潜水艦の機関兵としてフィリピン・セブ島に配属されました。
当時、日本軍が占領していた南方の島々は、アメリカ軍の攻撃によって次々に陥落、日本軍は後退を余儀なくされ、フィリピン周辺の戦況も次第に悪化していました。
(平井孝雄さん)
「アメリカ軍がセブ島に上陸してきたのは3月26日。326という数字は忘れられん。玉砕をするようになっていたから、助かる望みはもう消えたと思ってな」
1945年3月26日、アメリカ軍がセブ島に上陸。部隊は応戦するも太刀打ちできず、約20日後に撤退の指示が下ります。
(平井孝雄さん)
「ここを引き揚げないと、いつ敵が来るやら分からんから。靴下に2本コメを突っ込んで、毛布を包み込んで。迫撃砲弾が炸裂したらやられるから、みんな一生懸命や」













