沖縄県内での分布拡大を確認
この研究では、沖縄県内の3地点、那覇市天久ちゅらまち公園(既知産地)、那覇市内の小学校に隣接する水路型ビオトープ(新確認地点)、浦添市内の水域(新確認地点)においてミステリークレイフィッシュの調査を実施しました。
その結果、天久ちゅらまち公園に加え、新たに那覇市および浦添市の2地点でも本種の生息を確認しました。これらの地点は、それぞれ天久ちゅらまち公園から約1kmおよび約6.4km離れていて、特に浦添市の地点は異なる水系に位置していました。このことから、本種が沖縄県内で従来考えられていた以上に広く分布していることが明らかとなりました。
また、那覇市内の水路型ビオトープでは、計43個体の稚ザリガニを抱えた抱稚仔個体が捕獲されました。天久ちゅらまち公園以外の地点においてもこの種が野外で再生産していることが、これによって初めて明らかになりました。さらに、調査地点の全てで成熟サイズに達した、あるいは成熟可能な個体が確認されたことから、今後さらなる個体数増加や分布拡大が懸念されます。










