台風へ発達する可能性も
熱帯じょう乱はあさって(22日)午前9時の予想天気図にも表示されていて、これらの熱帯じょう乱付近の海面水温は30℃以上の領域もあります。熱帯じょう乱は、27℃以上の海域で、海面から蒸発する水蒸気をエネルギーに発達していくと、熱帯低気圧となり、風速が17.2m/s以上になると台風と呼ばれるようになります。
この先、熱帯じょう乱が日本に近づいてくる場合は、海面水温が30℃以上の海域を長期間進んでくる可能性もあるため、積乱雲が発達しやすくなり台風へと発達する可能性もあります。
熱帯じょう乱の発生が予想されている付近は、熱帯収束帯と呼ばれ、北半球と南半球から吹く貿易風がぶつかるライン(収束帯)で、熱帯低気圧がよく発生する場所です。風がぶつかることで上昇気流が発生するため、積乱雲が発生しやすく、いくつもの積乱雲が集まってひとつにまとまります。中心付近の気圧が下がり、低気圧の渦ができることで熱帯低気圧が誕生します。
この先の雨と風の予想を見ると、今月末にかけて、中部太平洋の熱帯じょう乱とみられる反時計回りの渦はだんだんと発達しながら西に進み、現在よりも日本近海に近づいてくると予想されています。どちらの熱帯じょう乱も、今後、日本に影響を及ぼすかどうかはまだわかりませんが、熱帯低気圧の発生が続いているため、この先もこれらの熱帯じょう乱の動向を注視していく必要がありそうです。
きょうも、日本列島は各地で危険な暑さとなりました。山梨県の甲州市勝沼では39.4℃を観測。今年の全国の最高気温を更新しました。気温の上昇により大気の状態が不安定になり、今夜遅くにかけて山沿いを中心に急な雷雨にも注意が必要です。また、あすも熱中症のリスクが高まることを表す「熱中症警戒アラート」が東北から九州にかけての広い範囲に発表されています。エアコンなどを適切に使用したり、小まめな水分・塩分補給を意識したりして、引き続き熱中症対策を心がけてください。こどもや高齢者は熱中症のリスクが特に高まりますので、周りが積極的に声をかけるなどしてください。
岡山県・滋賀県・宮城県は今年初となる熱中症警戒アラートの発表です。エアコンなどを適切に使用したり、小まめな水分・塩分補給を意識したりして、引き続き熱中症対策を心がけてください。こどもや高齢者は熱中症のリスクが特に高まりますので、周りが積極的に声をかけるなどしてください。










