そして…2026年

高橋さんに寄り添い続けたシャンソン歌手、蓮井Micaさんのいまの思いは──。

「亡くなったのが、2年前のきょう、7月18日でした。昨年も今年もこの時期は、あの特に辛かったゆりの最後の1ヵ月間のことが肌身に染みて思い出されてきます。と同時に夏の気配と共に近づいてくるのが、ゆりとオーディションに優勝して出演できた岡山パリ祭です。

あれから様々なかたちで岡山パリ祭の皆様は私を支えてくださいました。辛いこの7月という時に同時に岡山パリ祭があることは私にはとても意味のあることのように感じています。

まるで彼女からの励ましのようですからね。7月をつらいだけで過ごさないで!ちゃんとシャンソンを歌うんだよ!と」

今年の岡山パリ祭で、本番直前の蓮井さんを励ましたのは、舞台裏にあったサインでした。

誰かが書いた「DIVA(イタリア語・ラテン語で女神)」という文字。
その文字が高橋さんの存在のように感じられ、舞台へとあたたかく背中を押されるようだったといいます。