育雛の季節
(東洋産業 大野竜徳さん)
「今、この時期は熱烈な求愛の時期ではなく育雛の時期です。タンチョウは春から初夏にかけて産卵し、雛が育っていくのです。
通常は2個の卵を産みますが、当然自然界では2羽とも成鳥になれるとは限らず、なかなか仲間の数は増えません。
生まれたばかりのヒナは茶色いふわふわの羽毛に覆われ、親鳥の後ろを一生懸命ついて歩きます。
人間の赤ちゃんが歩くまで約1年かかるのに対し、タンチョウのヒナは生まれて数時間で親の後をついて歩き始めます。そして親鳥は夫婦で協力して子育てを行います。
魚や昆虫などのエサを与えながら、約100日間の子育てを行って、親と変わらない姿になった後、雛は独り立ちしていきます。
この時期、日々成長する雛の姿、親子で歩く姿は、多くの人を引き付ける光景ですね」










