■「学校は好き、勉強は苦手。授業中のノートの端っこにダンスのアイデア」


親しみやすい性格で、教え上手でもあるISSINさん。岡山県内の高校に通っていますが、ダンスのことを忘れる瞬間はありません。

(ISSINさん)
「学校は好き。勉強は苦手です。授業中もダンスのことを考えてしまうので、ノートの端っこに、アイデアが浮かんだら書いています。なので僕のノート端っこの方、ちぎれているノートが多くて。ちぎって持って帰るので」

「練習や大会で常に持ち歩く」というノートを見せてくれました。

(ISSINさん)
「こういうノート使っていて。4冊目ですかね。ダンス始めたときから自分の構成を考えたりとかして、思うままに書いています」

ーこれはなんですか

「『エートラエアーベイビーじゃないやつ』って書いていますね。自分が目指しているバトルに向けて、どんどん『1ページ』『1ムーブ』って感じでずっと書いてますね、大会ごとに」

■17歳にして多くの小中学生を指導も「みんなに負けてられない」


現在は、自分の練習に加え、後進の指導にもあたっています。

(ISSINさん)
「練習をめちゃめちゃ頑張っている子を見ると、『負けていられないな』と思ったりとか、教えているときに自分も『ここをこうしたらもっと簡単じゃん』とか、そういうところにも気が付いて」

「自分のダンスにもプラスになるところもあるので、自分のプラスにもなっていますね」

■そして2023年は「パリ五輪へ」勝負の年

とにかくダンスに打ち込むISSINさん。パリ五輪の代表選考に大きく関わる大会は、2月に迫っています。勝負の1年に臨むISSINさんの抱負は。


(ISSINさん)
「『昨日より強い自分を追い求めて』です。後悔したくないので、一日一日進化していかないといけないぐらい、もっと頑張っていかないといけないと思っているので」

「オリンピックで見ている人が元気になってくれたり、自分のダンスを見てワクワクしてくれるようなダンスをしたいと思っています。オリンピックに出るからには金メダルを目指しています」