カースト制度という根深い差別からの解放を象徴する戦い
1960年代にインドに渡った日本人僧侶である佐々井さんは、ナグプールに赴き、1988年にはインド国籍を取得しました。
佐々井さんにとって、この闘いは単なる宗教施設の管理権争いではありません。カースト制度という根深い差別からの解放を象徴する戦いだといいます。
佐々井さんは、90歳となったいまも、ナグプールを拠点に活動を続けていて、数十万人のダリット(不可触民)仏教徒にとって希望の光となっています。
いっぽう、ヒンズー教側も対抗しています。
ヒンズー教徒の管理者の一人は、「仏教徒が聖地を見捨てた後、我々が何世紀にもわたってそれを保護してきた」と主張しています。
長年続いてきた大菩提寺の管理権をめぐる裁判は、2026年、ついに最高裁の判決が出る可能性があるといいます。
佐々井秀嶺さんは、RSKの取材に対し「良い方向に向かっている」と話しています。













