書家としても知られる、弘法大師・空海の生誕の地とされる、善通寺市の総本山善通寺で筆供養が行われました。


古くなった筆が、次々と火にくべられる筆供養です。正月に、空海の功績をたたえて行われる書道展にあわせて、約30年前から行われています。

僧侶による読経が流れる中、小中学生をはじめ、書や絵画の愛好家など約50人が、長年使った愛用の筆を丁寧に火の中に入れていました。

(参加者)
「今まで使ってきた筆だから、感謝の気持ちを込めて、これからもっと字が上手になりたいなと思いました」


参加した人たちは、感謝の気持ちをこめて筆が燃える様子を静かに見つめていました。